エカマイのなんとか寺で社会科見学。
長雨が大気中の塵を運び去った影響なのか、
空の青さの美しさに目を奪われたのは僕だけでなかったと思う。
特に何も予定のない僕。ひとまず屋台で海老チャーハン、大盛りで。
プリップリの海老。ここは海老養殖天国タイ。
満腹中枢が完全に破壊されている僕は、その勢いで次の屋台でカオマンガイを注文。極上のデザート。
プリップリの鶏肉。ここは鶏肉天国タイ。
家に帰っても、何もすることがないし、仕事に手を出してしまいそうなので、近所のマッサージ屋さんへ。
自家製ソムタムを食べさせてくれるマッサージ屋さんです。
タイマッサージを２時間。いつものオバちゃんの強力マッサージに幸せの悲鳴。
骨がバキバキ、ボキボキ。
マッサージ終了後、このお店で唯一、僕よりも若い女性にお寺に行こうと誘われる。
大学卒業後、長らく勤めた企業でのデスクワークに飽きてマッサージ師に転進した変わり者。
彼女のホンダの新車で、エカマイのお寺へゴー。彼女の大学の同級生も合流。
ソイエカマイにあるお寺に到着。お寺の名前は質問した1分後には忘れました…。
土日の僕の脳内は普段に増して伸び切ってしまっているのです。
宗教など僕は信じませんが、社会勉強としてタイ人のお寺参りを観察。
寄付の嵐。寄付アフター寄付。
宗教は、人類の発明した最強の集金マシーン。
他人が宗教を信じること自体は否定するつもりはありません。
僕は、神も仏も信じない。友を信じ、科学を信じる。ただ、それだけ。
仏は友情に勝てない、神は科学に勝てない。
この国では、仏教は実質的に王室以上の力を持つ。
この国の国民の精神的な支えになると同時に、消費税のような存在ともいえる。
広く浅く国民からお金を集めることが可能。
都会のお寺になぜか牛が二匹。これも寄付によるもの！？
帰宅後、ふと仕事上のアイデアを思いつく。
仕事をしないとの前言を撤回し、机に向かう。
エクセル上で数式と格闘し、少し行き詰まり感のあった資料作成を一気に仕上げる。
エクセルは神だ。ノーベル経済学賞と平和賞を同時に進呈したい。
気づけば夜中の３時。就寝。
しかし５時には目が覚めてしまう。中年の朝は早い。
タイは3連休突入。チュラロンコン大王記念日です。
チュラロンコン大王記念日です。誕生記念なのか即位記念なのかは僕は知りません。
金曜の夕方から、僕の住むアパートでは、連休を利用しての小旅行ラッシュ。
みんな、旅行かばんを抱えて、家族や恋人と出かけていきました。
アパートのオーナーからは、「どこか旅行に行かないの？」
「アパートの住人のほとんどが旅行に行くのよ？」と一番聞かれたくない質問が開口一番。
「月曜日は仕事なんだ」と回答はしたが、
仮に月曜日に仕事がなくて３連休だったとしたらどうなんだ？
という疑問は敢えて触れないことにする。
ということで、アイスコーヒー飲んで、ダウンロードしたTVドラマでも観て、
といった感じでこの土日は引きこもります。
そうだ、買い溜めた記念切手の整理でもしよう。そして、絶品屋台にも行こう。
この土日の僕の目標は、いくら暇だからといっても仕事をしないこと。
バンコクの今日の天気は晴れ。
ここのところ雨が多かったので、空気が少し浄化された気がする。
僕の邪心もついでに浄化してほしかった。
特筆すべきことの無い雨季終盤のバンコク生活
悪いことも起きない、いい事も起きない。
昨日も通常と何ら変わらない平日。
早朝に仕事を開始して夕食までに仕事を終わらせる。ただ、それだけ。
最近、無性に犬を飼いたいという気持ちが強くなるが、
自分の責任感の欠如、覚悟の有無を自己確認中。
刹那的な感情で一匹の犬の人生を犠牲にするわけにはいかない。
バンコクは表面上は平和だ。雨季も終盤。
次のクーデターはいつ？なんて話をしているタイ人もちらほら。
写真は、ふと迷い込んだ市場。カオス。色んな意味でカオス。
市場散策がわくわくするのは僕がきっと食いしん坊だからだ。
少し涼しいバンコクで平和な日々が続く。
黙々とデスクワーク、そして顧客訪問。
特に写真も撮っていないので掲載するものが無い。
画像無しの無味乾燥な雰囲気を打ち消すほどの文才も無い。
ゆえに、昔の写真を引っ張り出してみた。
今年2月に出張したエジプト。出張とはいえ、約10日間の観光もちゃっかりと。
写真は地中海沿いの港町アレクサンドリア。
真冬にエメラルドの海もなかなか。食事はイマイチ。
気取って海沿いのレストランでパスタを食べるも、茹で過ぎ世界一で撃沈。
人はなぜ海を前にすると心が高揚し、心が落ち着くのでしょうか。
エジプトの太陽は、リビアの砂漠に沈む。拝啓、カダフィ大佐、お元気でしょうか？
エジプトへは先月、再びミッション団が訪問したようですが、僕はメンバーに入っていません。
あれ？これなぜに？何ゆえに？
深く考えるのは止めよう。是、幸せに生きる秘訣。
開幕一軍も日本シリーズに召集されない選手の気持ちが分かるような気がする。
久方ぶりに濃霧に包まれたバンコク
今朝は濃霧に包まれたバンコク。私の自宅周辺だけかもしれませんが。
200メートル程先の建物が霞む。
早朝、まだ薄暗い中、ベランダでアイスコーヒーを飲みながら久方ぶりの霧を楽しむ。
20歳代最後の二年間を過ごしたブラジル・サンパウロは霧の多い街でした。
サンパウロは灼熱の街というイメージがあると思いますが、
緯度もかなり南ですし、標高が高いためにあまり気温は高くありません。
夏涼しく、冬暖かい。一年中、春。
日本人は四季の変化を好むようですが、僕にとってはあんなに気候のいい街はそうそうないと思っています。
ブラジル料理をもう少し好きになっていれば、現地で開業していたかもしれません。
肉、ジャガイモ、肉、ジャガイモ、肉、ジャガイモ、ジャガイモ。味付けは塩。シンプルすぎる・・・。
平均的な日本人生涯消費量のジャガイモを二年間で食べた感じです。
ブラジル勤務が終了してから既に５年が経ちますが、まだジャガイモに対する食欲は湧きません。
でもブラジル大好き。
日本との時差12時間という罠に嵌り、実質24時間勤務体制。
携帯は国内外からの呼び出しで休むことを知らない。
飛行機に乗っているときだけが安息の瞬間であったあの頃。
1時間に一回くらいの割合で心が折れそうになるものの、色々な方々に支えられて乗り切った二年間。
今までの人生の中で一番いい意味でも悪い意味でも濃厚な時を過ごしました。
マーレシアでは屋台をハシゴ。味よりも雰囲気を楽しむ。
多国籍、他人種、面白い会議でした。
インド系マレーシア人の懐の深さ、中国人の勝負勘、ドイツ人の緻密さに助けられました。
ツインタワーには行けませんでしたが、深夜と早朝の屋台は楽しんできました。
定番の雲呑麺。深夜にもかかわらず大盛り。誘惑に勝てず。
満腹になって就寝も、早朝に目が覚める。まだ暗い。
まだ暗いうちから早朝の屋台巡り。開いているわけがない・・・。
7時くらいに再び屋台街へ繰り出す。
腸詰焼きそばを喰らう。ん～、味はイマイチ。しかし喧騒を楽しんだからそれでOK
朝からデブの食欲は旺盛。焼きそばで終了するわけも無く、躊躇無く二軒目。また雲呑麺。
ホテルの部屋の冷房のタイマーが不発。体を冷やしてあっさり風邪をひきました。
見た目は猛獣系ですが、けっこう体は弱い繊細な僕。
バンコクに戻り、寝込む。生姜たっぷりの椎茸スープを作ってひたすら寝る。
土曜日、風邪はほぼ完治。しかし、特に用事も無く・・・。
よくよく考えれば、そんなに急いで風邪を治す必要が無かったことに気付く。
菜食週間＠Thailand 僕はデブだが野菜が好きだ。
野菜好きの僕は、この菜食週間が実は密かな楽しみ。
ここで補足説明しておきます。僕はデブです。しかし肉よりも、野菜・魚が大好きです。
野菜好きのデブがこの世に存在することを、非デブの方々に理解していただきたい。
自宅では野菜以外は食べません。ひたすら野菜オンリーの鍋。
焼肉好きのレッテルを貼られ、僕の歓送迎会はいつも焼肉。
「野菜もしっかり食べなきゃ駄目よ」と説教されること多々あり・・・。
菜食週間の間は、屋台は、非肉食料理の目印である黄色い旗が沢山掲げられている。
タイ人の全員が菜食を実行するわけではないらしい。
仏教のイベントかと僕は思っていたが、昨日、タイ人からこれは中国の伝統文化との話を聞いた。
実情はよく分からないが、食いしん坊の僕は、純粋にこのお祭りを楽しみたい。
しかーし！なぜか、足が向いたのは、一般の屋台。
野菜好きというより、単なる捻くれ者。根性が曲がっているといっても過言ではない。
タケノコと豚挽肉のエコノミーライス。目玉焼き付き。辛くて辛くて、涙が出るくらいに美味しい。25バーツ。
健康診断でコレステロールは問題ない値ですが、念のために卵は、週２個以内と決めている。
コーラは月に１リットル以内。カオマンガイは週２皿以内。
でも大好きなコーヒーは無制限。いつかカフェイン中毒でイカレテしまうに違いない。
さぁ、これからマレーシア。
いつも通りですが、まだ荷造りを始めてない。
荷造りを終わらせていないのではなく、始めてすらいない。
追い込まれないと動かない、駄目な社会人。
たまに追い込まれても動かないことあり・・・。社会人失格の危機。
特筆すべきことは無いけど、ひとまず書いてみる。
昨日はなんだかんだで食事なし！
食事を摂ろうとすると電話がかかってきたり、移動の時間になってしまったり。
ダイエットだという考えもありますが、でも、こういうのは体によくないですね。
最後に食事をしたのが、日曜の夕方なのですが、
不思議なものですが、なかなかお腹が空かないものです。
このまま胃袋が縮んでくれると助かりますが、反動で「大盛り祭り」が始まってしまう懸念が・・・。
明日からはマレーシア。
カンボジア出張の話も同時にありましたが、そちらは、少し畑違いなこともあり他社を紹介しました。
個人的には、プノンペンの喧騒を肌で感じたかった。
クアラルンプールは、もう立派な大都会ですからね。
順調に仕事をこなせば一泊二日でバンコクに戻ってこれると思います。
自由時間を確保して、屋台でローカルフードを食べることが目標！ツウィンタワーも！
仕事は？ん～、今回は、補助要員のような形なので、
きっちりとバントをして、主役である取引先の決勝点のお膳立てをしたい。
今日は、打ち合わせも無く、完全にフリー。
黙々と、そして淡々とデスクワークの予定。
机の上に積み上げられたこの資料をなんとか処理しないと。
せっかくの菜食週間ですので、菜食マークのついた屋台でのんびりとした時間を過ごしたい。
本日は写真無しです。
屋台を梯子、パッタイ→カオマンガイ＠BTSオンヌット駅
また月曜日がやってきた・・・。
日本は祝日なので、少しは楽かもしれない。やっぱ、あまり影響ないか・・・。
この週末は、サラリーマン時代にお世話になったTさんと食事に行きました。
「ローカル屋台が沢山集まっている場所で食べたい！」とのリクエストあり。
BTSオンヌット駅から徒歩３０秒の屋台＆マーケットへ。
まずは、パッタイ屋さんへ。
ブラジル転勤時代に、取引先のブラジル人に二人で土下座をした思い出話に花を咲かせる。
Tさんとは所属企業は別でしたが、土下座の流儀は勿論のこと、
非日本人とのビジネスの流儀を丁寧に教えてくださった僕の恩人。
連日の深夜残業に疲弊したいた僕に、救いの手を差し伸べてくださったのもTさん。
小泉・経団連ミッションがブラジルに来たときに、右往左往していた僕に的確に指示をしてくださったのもTさん。
入札に破れ、心折れる寸前だったときに、ブラジル人美女との合コンをセッティングしてくれたのもTさん！
そして、何も恩返しをできないままブラジル赴任が終了してしまった・・・。
Tさんからは、
「恩返しなど必要ない。」
「困っている若者がいたら、今度は君が手を差し伸べなさい。」とのお言葉。
絶品カオマンガイに笑顔のTさん、突然「出世競争に破れたんだよ」と一言。
早期退職制度を利用して来年には引退されるそうです。
奥様と世界中を旅するのが今は楽しみだと。二年世界一周計画。
なんだか帰りのタクシーの中で、甘酸っぱいブラジル時代を思い出して、少し涙が出てきてしまいました。
ブラジル時代に限った話ではないですが、本当に僕は色々な方々に支えられて幸せだと思います。
昨日は、家からスーパーに歩いて向かう途中、近所のおばちゃんに呼び止められ、
「あんた疲れているね～、大丈夫？」みたいな言葉をタイ語でかけられる。
なんだか訳も分からずに、肩をマッサージしてもらいました。優しいおばちゃんです。
そんな日曜日＠少し涼しいバンコク。
近所のおばちゃんにもお世話になりながら、なんとか元気にやっております。
これから、アユタヤ方面へ行ってきます。遺跡巡り！？否、否、工場巡り。
やっぱ、僕は工場好き。工場萌え。
今日こそは会議で「奴隷リーマンここにあり！」という姿を見せたいところですが、
いざとなれば土下座をすることに何ら躊躇いはありません。
「土下座ベース」で相手の「本音ベース」を引き出す。プライド無し・・・。頑張ります。
ラマ8世大橋を眺めながら甘いひと時を過ごす。(ウソです…。)
どうせ、やる事無いし、残業でもするかと非常にネガティブな金曜の夜。
突然、お嬢様からの呼び出しが会ったことは先日書いたとおり。
彼女は研究室の食事会が急遽キャンセルになったらしく、
金曜の夜でも予定の無さそうな人を考えたら、まず一番最初に僕の顔が浮かんだと言っていました。
できることならば来世では、
「リーマンさんは、金曜の夜は誰か女性と一緒にいるんだろうな」と思われる人生を送りたいです・・・。
なぜかお嬢様の自宅まで向かう僕。少し納得できないが、これも仕事と割り切る。
そこからは、お嬢様の愛車BMWでビュ～ン。
その車は、大学院進学祝にお父様から貰ったらしいです。
僕の父親は、長いサラリーマン生活を経て50歳台からBMWに乗っています。
一方、ハタチソコソコでBMWに乗る人生。どうなんでしょう？羨ましいような、羨ましくないような。
向かった先は、チャオプラヤ河にかかるラマ8世大橋近くのレストラン。
Khinlom Chomsaphanというお店です。
http://www.khinlomchomsaphan.com/
川沿いのオープンエアで、眺めもよく非常にムーディーな雰囲気です。
チャオプラヤ河からの涼風、アコースティックの生演奏が心地よい。
一番景色の良いベストポジションのテーブルが予約されていた。お嬢様、グッドジョブ！
こんな雰囲気のいいレストラン、そして、金曜の夜。
周りを見渡せば、カップルだらけです。明らかに不倫だろ！というカップルも散見されたが。
僕らも年齢差で考えれば、上司とデートを強要されたOLといったところか・・・。
しかし、僕らはこんな雰囲気のいいレストランで、会話の内容は、アフリカ国営企業の民営化について。
僕が学生だった頃、世銀などが後押しして多くの国営企業が民営化へ転換。
世銀の年次報告書を読んでエコノミスト気取りだった学生時代の思い出。
成功例、失敗例混在。途上国での民営化の舵取りはきわめてセンシティブ。
先進国では、国営企業なんて利権集団の巣窟にしかならないデメリットの塊だが。
先日、僕が、セネガル共和国のソナテルという電気・通信企業の民営化事例が興味深いと紹介したところ、
彼女は、どっさりと関連文献などを元に勉強してきた。
僕も、社会人になって以降は、全くのご無沙汰でしたので、最新情報を色々と彼女に教えてもらう。
英語の文献だけではなく、フランス語の文献も。
学部生時代に、独学でフランス語を勉強したらしい。会話は無理だけど、読み書きはできるそうです。
尊敬してしまう。語学は暗記で乗り切ってきた僕の苦々しい経験とは大きく違う。
リスニングのテストで教材を気合で丸暗記する以外に選択肢のなかった僕。懐かしい苦い思い出。
調子に乗って注文したためか、尋常ではない量を食べる羽目に。
美味しい料理も、最後は、押し込んだといった感じ。
頼んだ料理は絶対に残さない。恵まれた環境に偶々生まれた人間としての最低のマナー。
それにしても食べ過ぎた。腸チフスで激減したはずの僕の体重は、
この数ヶ月で完全に樽のような体系に戻ってしまいました・・・。