奴隷解放戦線異常なし???  ~海外でデイトレ生活~ -7ページ目

暇人同士で傷を舐め合う金曜の夜。

ブログ更新しようとしたら、お嬢様より呼び出しの電話。
先日、ご迷惑でしょうからもう暫く電話しません、と発言していたのに。

どうやら暇らしいです。僕も暇だからいいんだけど・・・。

「どうせ予定は無いだろう」との予想で金曜の夜に誘われるのは少し悲しい。。。
嘘でもデート中とか言っておけば良かったのか。

特筆すべきこと無き平日

何も書くことが無い!

カオマンガイを食べ、仕事をして、カオマンガイを食べて寝る生活@Bangkok

取引先より、「来週プノンペンに同行して欲しい」「来週クアラルンプールに行きましょう」と同時にオファー。
体はひとつしかない。

しかも来週はバンコクでの予定があり出張する時間は無い・・・。
しかし、無下に断るほど優位な立場に無い・・・。
現地に行って役に立てるほど能力が無い・・・。

ケセラセラ。多分、スペイン語。Que sera sera?

喧々諤々。ホワイトボード上で火花を散らす。

今週は中国が国慶節なので、中国関係の仕事がなくなる分、少し楽かも!
と、思って始まりましたが、なんだかんだで通常通り。
右に左に翻弄されている感じです。
僕の能力と仕事内容のレベルの乖離が大きいという根本的なイタイ構造問題も。

色々と答えの出ない問題を抱え、取引先に軟禁(?)状態。
夕食を食べる時間を忘れタイ人・ドイツ人とホワイトボード上で戦争→講和条約→戦争→講和条約。
僕も含めて自己の利権保持・拡大のため、喧喧囂囂、侃侃諤諤。つまり喧々諤々。

ここで人生に全く役立たない豆知識。
「喧々諤々」(けんけんがくがく)という四字熟語は、
「喧喧囂囂」(けんけんごうごう)と「侃侃諤諤」(かんかんがくがく)という二つの四字熟語の混成語です。
学生時代に「四字熟語界で天下を獲る」と公言していた文学部の女学生から聞いた。
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自宅に帰る頃には、既に屋台も撤収済み。タイラーメン屋台のみ営業。感謝。
スープなしタイラーメンに癒される深夜2時。
シャワーも浴びずにベットに飛び込む。就寝。

しかし!すぐに目が覚めてしまう、早朝4時。中年オヤジの朝は早い。
ニワトリの叫び声は、ベットの中ではなく、朝食のスープを飲みながら聞く。これ中年サラリーマンの流儀。
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食いしん坊の僕の心を癒してくれるのはタイ料理だけではない。
なんといっても、階下に住む双子。
カワイイなんて陳腐な言葉では表現しきれない。食べちゃいたいくらい愛らしい。

お母さんは専業主婦だが、専属のメイドさん二人を雇って、早くも過保護モード。
まだタイ語も覚えていないのに英語のテープとかを部屋で流しています。
先日、双子がBloombergを行儀正しく見入っているのを目撃してしまった。天才投資家の誕生か!?

※先日の私の「陸山会・西沢関連で小沢氏無罪」「盧溝橋は日本のでっち上げ」という記述に対して、
 読者の方からコメント欄にて、「何事も想像で断定するのはどうかと」
 「もう少し勉強したらどうですか?」とのご指摘を受けました。
 
 私としては、客観的な事実に基づき、且つ、自分なりの探究の結果をベースに記事を書いておりますが、
 仮に事実とは違う事や、私の認識不足から生じる見解の相違が見らる場合、
 遠慮なくご指摘いただければ幸いです。

陽気なおばちゃん、超劇辛ソムタム。幸せのキーワード。

近所のマッサージ屋さんでは、なぜかマッサージ後にソムタムを振舞ってくれます。

「タイ料理が大好きだ」という僕の発言におばちゃんたちが、なぜか大喜び。
超劇辛ソムタムを作ってくれます。
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キッチンに茣蓙を引いて、ソムタム調理用の壺が登場。
大量の唐辛子が主役。

辛いものが大好きな僕も、この超劇辛ソムタムは少々シンドイ。
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大量の水を飲みながら、そして時に悶絶しながら食すソムタム。

おばちゃんたちとの会話も楽しい。
とはいえ、僕はタイ語を相変わらず殆ど理解できないので、言語軽視・雰囲気重視の会話ですが・・・。

「怠惰な土日も悪くない」と自己弁護に努める日曜の夜

この土日は何もせず。外出したのは、お一人様鍋用の野菜をスーパーに買いにいっただけ。

バンコク在住日本人の平均像としては、
昼も夜もけっこうアクティブなんだと思いますが、僕は準完全ひきこもり。

必然的にブログに書くことなど何も無く・・・。

テレビ→食う→寝る、ただそれだけ。
あれだけ自由な時間があった大学時代以上にやる事が無い土日。

でもなんだか少し幸せな気分。
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幸せを感じる基準がずいぶん低くなったような気がする。
いい傾向のような、ヤバイ兆候のような。

まぁ、よしとしましょう。
いいんです、僕は、美味しいタイ料理を食べていれば。

また明日から戦争だ。でも中国が国慶節の連休突入で少し楽かも。

この二日間でぶっ通しで見続けた米ドラマ。クリミナルマインド。
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一晩寝かせたカオマンガイより美味しい料理がこの世にあろうか?否、あるまい。

金曜の夜は、愉快な仲間たちと過ごす。

Spyker氏は日本へ数ヶ月の一時帰国。
愉快な仲間たちの全てのイベントで嫌な顔ひとつせずに幹事役を引き受け、
なにかと面倒な手続きを淡々とこなしてくれるSpyker氏。

ポーランド杯の前日に、大会会場に足を運び、
店側と事前の打ち合わせをしていることを知っている人はあまりいない。

彼への感謝の意をこめてプロンポンにある大上海飯店に集合。
ナマズ先輩と奥様の『夫婦漫才』を楽しみながらの食事。
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大上海飯店は、かなり歴史のあるお店なんだと思います。
建物の老朽化が味を出しているともいえるし、単にボロイとも言える。
個室にはなぜかソファも。
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食後は不良外国人第二エリアでビリヤード。
日米欧の不良外国人がワンサカ。

話は変わりますが、大上海飯店や不良外国人第二エリアのあるプロンポンには、
バンコクナンバー1カオマンガイ屋台があります。
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BTSプロンポン駅の高架下。ソイ22とエンポリの中間地点にあります。
大上海飯店から西へ10メートル。

脂身に頼らないジューシーな鶏肉。
その場で大盛りを食し、テイクアウト4つ。これが僕のカオマンガイ、フルコース。

冷蔵庫で一晩寝かしたカオマンガイが個人的には一番好きです。
なんか鶏肉が少し熟成される感じ。
科学的な根拠はあると思うのですが、教養足りずに説明できない・・・。すみません。

平日の真昼間から映画『Wall Street』を鑑賞

「Wall Street」という映画を見に行きました。
お嬢様よりチケットが二枚あると言われ、なぜか平日の真昼間から映画鑑賞。

そんな時間帯に社会人を映画に誘う度胸は尊敬したいと思います。
そして、平日の昼間に結局映画に行ってしまう僕は、社会人としてはかなりアウトだ。
これは仕事なんだ!という自己暗示。
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映画の感想ですが、これはなかなか面白い作品だと思った。
しかし、興行的には成功しない作品だと思う。

実際に、観客は我々二人だけ。平日の昼間ということをあるが、いくらなんでも二人だけというのは・・・。

お嬢様ジョークによれば、「私が全席買い占めたのよ」だそうです。
一瞬ジョークに聞こえなかったのは僕だけでしょうか。

さすがに二人だけだと館内は異様な冷え込み。
ある程度の人数がいる前提で冷房の設定がされているでしょうから。

僕は、スーツでしたので問題ありませんでしたが、彼女は半袖でブルブル震え始める始末。
上着を貸してあげたのですが、「中年オヤジの臭いがする」と・・・。

映画終了後、日本食を食べたいとのリクエストを受ける。
大戸屋へ向かうも満席。
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ということで、趣向を少し変えて
「チープでポップな日本食の世界へ連れて行ってあげる」とやよい軒へ。

やよい軒は、僕のお気に入りの日本食屋さん。80点の味、そして激安。これがやよい軒の特徴。
味噌カツ定食120バーツ、サバ塩焼き定食120バーツ。

1年前に、「やよい軒がお気に入り」と語る僕に
完全にドン引きだったボンドさんも、今ではやよい軒の会員になったとの情報。

一度、お試しアレ、ハイソな日本食ばかりのバンコク在住日本人の皆さん。

内装がピンクと黄色で非常にチープな感じなのは少しいただけないが・・・。
20年前の原宿のアイスクリーム屋さんみたいです。
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食後に行ったカフェのクレープ250バーツ。定食の二倍・・・。
しかも劇甘地獄。あれはクレープというより、「クレープ風の砂糖の塊」の方が正しい表現だ。

「主演のマイケルダグラスって、セックス中毒で治療を受けているんだよ」と
お嬢様に教えてあげると、さすがに目が点になっていました。

「どうな病気なの!?」と不思議そうに聞いてくるので、
「もう少し大人になったら分かるよ」とちょっとクールに答えてみたものの、
よく考えると僕もセックス中毒ってどんな病気なんだよ!って突っ込みを入れたくなりました。

ハリウッドスターの職業病でしょうか?

カオマンガイより美味しい料理があると断言できる人間などいようか。

中国出張は延期になりました。
来週いくかもしれないし、代理の方を派遣するかもしれないし非常に流動的です。
代理の人間が行くと、僕がツカエナイ奴であることを顧客に再確認させてしまう危険性が・・・。

昨日夕刻、打ち合わせ終了後、なぜか自宅に戻らずに屋台でお食事。
いつも通りに自宅で野菜たっぷりのキムチ鍋の予定だったのですが、食欲が理性をあっさり破壊。
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※セントラルバンナー付近の屋台。27バーツ。安かろう少なかろう。

カロリー摂取過多対策のために自粛していたカオマンガイを食す。
突き抜ける美味さ。久しぶりの衝撃。

またブームが来るかも。少し怖い。でも楽しみ。でもこれ以上デブになるのは・・・。

まぁ、食べることしか楽しみの無い僕のバンコク生活なので、このくらいはOKしないと自分が可哀想かも。


カオマンガイという世界鳥肉文化最高傑作に出会えたこの人生に感謝して今日は終了。
ありがとう、カオマンガイ。ありがとう、僕を支えてくださる全ての方々。

中国出張回避にむけギリギリまで交渉。

明日から再び中国山東省青島に出張です。今回は約3週間。
しかし、出張回避のためにギリギリまで先方と交渉中。

別に尖閣問題どうのこうのの問題ではありません。
僕は、中国人が好きだし、中国人は日本人が大好き。
中国人だろうと日本人だろうと、いい奴はいい奴、クズはクズ。国籍は関係ない。

そして、たかが尖閣ごときで、中国関連の顧客対応に変化など現れる筈もない。
僕の会社は経団連主要メンバーではないのだ。市中の一企業に国際政治は関係ない。

尖閣問題での中国政府の手法は批判されるに値するものだが、
中国人を見下すこと、彼らを排斥することとは別物だ。
同様の問題が起きると本質から逸脱して国粋主義的な思考が台頭するのは、愚かなる事この上なし。

国民のマジョリティが民主党政権を選択。
対中外交で弱腰になるのは左派政権ならば自然なこと。

市民運動出身の菅さんに限ったことではなく、小沢さんでも同じ結果だったでしょう。
小沢さんは親中ですから厳しい態度は中国に示せない。
小沢さんの支持母体は現在、連合と日教組。尖閣を喜んで中国に献上しかねない連中だ。

そして忘れてはならないのは、我々日本人は、
事件をでっち上げて、難癖をつけて、挙句の果てにはその流れで中国を占領しました。
今回の尖閣で中国がやったことなど可愛いものだ。これ、僕の本音。

「それって、昔の話でしょ」という意見は中国人には通用しない。
彼らは被害者だ。両親・祖父母が殺害された被害者。彼らの気持ちも少しは現代に反映されてもいい。
その歴史を正当化する日本人は多い。そいつらは、尖閣問題で中国を責める資格など無い。
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さて、話がそれたので、僕個人のレベルの話題に戻る。

まず、出張の意義自体を感じていない。
僕が現地に赴いても何も成果を挙げられないことは、先々週の出張で既に明白。

また、仮に僕の存在価値があったとしても、三週間もタイを離れるのは、
こちらの顧客対応の面で不可能に近い。

お客様から召集されることは大変喜ばしいこと。
代替案提示をギリギリまで繰り返し、なんとご理解をいただきたいと思っている。

写真は、尖閣とも出張とも全く関係の無い近所の食道の写真。
ローカル度満点、店員の雰囲気よし、味よし。豚肉のバジル炒め目玉焼き付き、30バーツ。約80円。

バスの乗り方は知らねど、渋滞解消の秘訣は我にあり。

ここ連日、登場のお嬢様、少々面倒な存在になってきた。
重要顧客の縁者とはいえ、そして僕がアフター5究極の暇人だとはいえ、そこまで時間を割くのはシンドイ。

先日、MKで夕食を食べているときに、お嬢様は、
現在、政府系のシンクタンクから依頼されて作成しているレポートを見せてくれた。
バンコク都内の渋滞解消に関する論文。

私の才能が如何にそのレポートに反映されているかを自慢げに語るので、
思わず、「バスに乗ったことの無い君が渋滞解消を語るなんてちゃんちゃら可笑しい」と。

冷房の効いたBMWでしか渋滞を体験したことの無い彼女は、
もちろん、渋滞時には高速道路でスウィスッウィなのです。

と当然のツッコミをしたつもりだったのですが、お嬢様、大変プライドを傷つけられたらしく、
非常にムッとしたご様子。お気に入りの飲茶に大満足の笑顔は完全に消える。

まぁ、これで、当面は電話はなくなるかと思い、なんだか少し安心して帰宅。

深夜25時。携帯電話が鳴る。その時間に僕に電話をかけてくる人は通常いない。嫌な予感。

「今から大変重要な話がしたい」美しい英語。
お嬢様以外にそんな流暢な英語を話すタイ人を僕は知らない。
「今からエカマイのカフェで会いましょう」と。

さすがにOKとは言えず、「深夜だから明日にしましょう」「もし今話したいなら電話で」とごく自然な回答。
「非常に重要な話なので直接会うほうが言いし、今でないと駄目」と一点張り。

押し問答をしている時間が勿体無く、僕が妥協。
いったい何の話があるんだ?また男に騙されたか!?
こんな時間に呼び出すくらいだから、余程の深刻な状況なのだろうと。

僕の家は、超都心ではなく完全な住宅街なのでタクシーを捕まえるのが一苦労。
野犬の恐怖にドキドキ。ようやくタクシーを捕まえてエカマイへGO。

パジャマみたいな格好で登場のお嬢様。
お洒落なカフェやクラブの集まるエカマイにしては、逆に前衛的といっておこう。
「すみませんでした」と日本式の深々としたお辞儀のようなものを見せられる。

「自分はバスに乗ったことも無いのに渋滞解消のレポートのバイトをするのは間違いでした」
「あなたの指摘したことは完全に正しく、私の態度は反省するべきでした」
「だから明日からバスを使ってみます」
「でも、今更、この年でバスの利用方法を誰にも聞けません」
「ネットでバスの乗り方を調べたけれど、そんなウェブサイトは無かった」
「だから○×さんに手伝って欲しい」

僕としては、「それがトピック!?」「えっ、それだけ!?」
というのが本音のリアクションでしたが、あまりにも真面目な彼女の顔にそんなこと言えず・・・。

「じゃぁ、今度僕と一緒にバスに乗りに行きましょう」と作り笑顔で対応。

そしたら、彼女の表情に急に笑顔が戻って、バンコク渋滞解消プランを再び語りだす・・・。
挙句、カフェの閉店時間になっても語り足りないらしく、24時間営業のマックへ移動。

大学の定期試験シーズンらしく、オンヌットのマックは学生だらけ。
お嬢様も一応学生なので、非学生は、オジサン僕だけ・・・。若い熱気溢れるマック、深夜28時。

この苦労は時期の契約単価の交渉に繋がると信じたい。きっと。いや絶対。

彼女の主張する、渋滞度合をポイント制にして競争原理を利用するルール作り。
バンコク都庁の予算配分をインセンティブに。というプランは非常に効果的だと僕は思っています。

今日は写真なし!